さいとういんこの毎日詩集、人気イラストレーター大西洋のカットをプラスして順次、電子書籍化!

「colors BOOKS白熱教室~21世紀に、ガンディーを考える」第5回・特別篇は「若い世代のガンディー」

森井ユカとオザワミカの「仕事」ってなんだ!?

2014.08.03@Gallery子の星

2014年8月10日・電子書籍で販売開始!

350円

―contents―

Part1 ふたりの「仕事」

Part2 ふたりの考える「仕事」

Part3 森井ユカ&オザワミカ対談

Part4 みんなで考える「仕事」ってなんだ!?


今の時代、仕事への向き合い方は多種多様になってきています。成功や満足の形はひとつではなくいろいろな価値観が許される時代といえるかもしれません。とはいいながら良いことばかりではないようで・・・一見自由に見えながらも実はちょっとした制約の多い複雑な人間関係とか、ネットを中心とした華やかな情報の氾濫による現実感を伴わない漠然とした不安とか。そんな、七面倒くさい状況に業を煮やした森井ユカとオザワミカというパワー系女子力満開の人気クリエーターふたりが「仕事」について大いに語りました。

本書籍は、2014年8月3日、代官山のギャラリー「子の星(ねのほし)」で行ったその対談を中心にふたりの仕事感をどんとぶっちゃけたものです。自分で自分をしばりつけちゃうようなフィルターを取り去って、「ちょっと楽チン」に仕事をしていく特効薬になるようなパワーフレーズ満載です。

●森井ユカ 桑沢デザイン研究所卒、立体造形家。小さいものを作り愛でることが仕事。旅行をする度にモノが増えていき、気が付くと雑貨コレクターに。主な著書に、『スーパーマーケットマニア』シリーズ(講談社)他多数。http://www.yuka-design.com

●オザワミカ イラストレーター。おもに雑誌や書籍、新聞などの挿絵、芝居のフライヤーイラスト及びデザインなどを手がける。その他リトルプレス『hito』の編集・発行、Tシャツ展「30T」、zine展「LITTLE BOOK STORE」などアートイベントの企画発案などマルチに活躍中。http://mikaozawa-works.tumblr.com/

 


本書籍に収録されている仕事に役立つ「パワーフレーズ」をちょっと紹介します

歳をとって忘れっぽくなったというのは、予想外にラクなものだと感じております。(ユカ)

(新しい何かにふみだすのを躊躇してしまうのは)エネルギーや情熱が足りない、というより、恐れが大きいのかもしれません。(ミカ)

クリエーターってそういう突拍子もないところと生活のちょっとルーズなところが差し引きされる便利で変わった職種なんですよ。(ユカ)

仕事というものは自分で選ぶこともあれば選ばれることもある。(ユカ)

人とつながっていくことは・・・すばらしいことで、おもしろいことで、ときに面倒。(ミカ)

とにかくおいしいもの食べて機嫌良くしてることがいちばん。(ミカ)

(仕事の情熱が感じられないのは)機が熟していないだけではないでしょうか。熟すのは1時間後かもしれないし、10年後かもしれません。何かが起爆剤になって爆発することもあると思います。(ユカ)

嫌なことは考えないようすればするほど考えちゃうので、10分とか、15分とか、時間を決めて泥人間のように落ち込む。(ユカ)

●最近は自分が、心のどこかに不安や不満を抱えそうな仕事は受ける気がなくなってきました。そして、自分の心が安定するために必要だと感じたら、仕事はいったん放り出して、家族や友人と過ごす時間を優先するようになってきました。ただ、これは息子が大きくなってきて、彼にとって自分や夫がほんとに必要である時間はもうそんなに長くないんだろうな、と感じはじめたことが原因なのかもしれません。これで、息子が完全に巣立ったら、また自分の立っている場所を確認するために、がむしゃらに仕事をするような気がします。(ミカ)

「こんなことすると人から何て思われるだろうって考えてやめる」っていうのは何かを諦める理由としてはいちばんもったいない。(ミカ)

●意外と、人生、短いですしね。すごい短い。(ユカ)

●一番の成功は、クライアントの要望にしっかりと応えつつ、自分だからこそできたかな、と思える何かをプラスできたときです。(ミカ)

(仕事は成果も失敗も)「半分は人のせい」。(ユカ)

●仕事って自分の生活を支えるためのお金を得ることだと思っているんですけど、どうせだったら、おもしろいことやったうえでお金をもらいたいというのが私の中にあって。(ミカ)

●仕事とは人間が種を保存するため他人同士で積み上げていくものなので、自分と他者はフラットな関係なのが理想ですがなかなか難しい。あまりフラットなのも不健康ですし。(ユカ)